食でつながる日本の文化認定事業

新田周平 SHUHEI NITTA

■株式会社 八芳園 
統括料理長・クリエイティブディレクター

■専門料理ジャンル:フランス料理

■KEGO CLUB(福岡警固)

■受賞歴
2015BRONZE EGG
2014SILVER EGG

株式会社 八芳園

【住所】東京都港区白金台1-1-1
【電話】
【HP】https://www.happo-en.com/


小栗直也 NAOYA OGURI  

★特別協力

■株式会社 八芳園
ENJYU調理チームマネジャー

■KEGO CLUB(福岡警固)

株式会社 八芳園

【住所】東京都港区白金台1-1-1
【電話】
【HP】https://www.happo-en.com/

【イベント向け】けんじょう塩鴨焼きそば

その昔、久留米藩が年貢とは別に、合わせて幕府に収めていた山海の幸を中心に使用し、現代でも親しみやすい味の焼きそばに仕上げました。とても簡単ですが、爽やかでコクがあり、様々なイベントでも老若男女を選びません。

●材料・調味料・分量(2人前)/調理時間:約30分/想定販売価格:1,000円

用途材料名 分量(単位)備考
 ■つけダレ海茸粕漬け100g 
 料理酒 30g(大さじ2) 
 うすくち醤油 15g(大さじ1) 
 鴨スライス200gお好みの厚さで
 ■焼きそば焼きそば太麺180g(2人前) 
 90gほど(大さじ6) 
 サラダ油60g(大さじ4) 
 小松菜60gざく切り
 人参60g短冊切り
 玉葱60gスライス
 ■仕上げ漬け鴨スライス200g 
 つけダレ60g(大さじ4) 
 九年母皮(みかん皮でも可)10g 

【作り方】

つけダレ

①海茸粕漬けと料理酒と醤油を合わせ、つけダレを作る。
②鴨スライスに、つけダレ45g(大さじ3杯ほど)を揉み込み、20分ほど漬け込む。

焼きそば

③野菜は、それぞれ切っておく。
④冷たいフライパンに麺、水、油、野菜を入れて火をつける。
⑤麺を加えた水で蒸し、ほぐしながら香ばしさが出るまで炒める。

仕上げ

⑥漬け込んだ鴨肉と、つけダレを加えて火が通るまで炒める。
⑦お肉に火が通ったら柑橘の皮を加え、よく混ぜて完成。
⑧お好みでネギを添える。

【家庭向け】小松菜と鴨味噌の卵焼き

野菜嫌いのお子さんも食べられる優しい卵焼きは、天然蜂蜜を隠し味にしっとりと焼きあがります。鴨もしっとりと、味噌の旨味と調和して召し上がれます。焦げ目が付いて、虎巻きにしてもスクランブルエッグにしても大変美味です。

材料・調味料・分量(2人前)/調理時間:約20分/想定販売価格:800円

用途材料名 分量(単位)備考
■大根おろし大根 350g(1/4本) 
■鴨みそ合鴨むね肉100gほど 
 片栗粉3g(小さじ1) 
 小松菜(茎)100g(2束分) 
 小松菜フリーズドライ味噌汁1個(8g) 
 45gほど(大さじ3) 
■卵液小松菜(葉)40g(2束分) 
 6個 
 うすくち醤油 15g(大さじ1) 
 小郡天然はちみつ小さじ1 

【作り方】

①大根は皮をむき、すりおろして水に軽くさらす。辛みが抜けたらペーパーで水気を絞る。
②鴨ムネ肉は、粗く小指のツメ程度のさいの目に切る。
③鴨ムネ肉を耐熱容器に入れて片栗粉を揉み込む。
④ざく切りにした小松菜の茎と、鴨肉をさっと合える。
⑤真ん中にくぼみを作り、フリーズドライ味噌汁を置き水をかける。
⑥電子レンジ500Wで2分ほど加熱し、良く和えて粗熱を取っておく。
⑦小松菜の葉を沸騰した湯で1分ほど下茹でする。
⑧卵、醤油、蜂蜜、下茹でした小松菜をハンドブレンダーで良く攪拌する。ハンドブレンダーが無い場合は、包丁で細かく刻んで具材と混ぜ合わせる。
⑨卵焼き用のフライパンにサラダ油を引いて、卵液1/6を流し、上に鴨と小松菜を置いて芯を作るように巻く。
⑩卵液を1/5程度流し、巻いていく。3回目も同様に巻いて完成。
⑪お好みで大根おろし、醤油を添える。

【飲食店向け】小郡天然鴨をどくだみ茶でしゃぶしゃぶ

野性的な小郡鴨を繊細で優しさのあるどくだみ茶の中で、優しく火入れをした一皿。部位ごとに変わる食感や味わいと、その地の野菜達で、小郡市そのものを感じていただけたらと思います。

材料・調味料・分量(10人前)/調理時間:約40分/想定販売価格:4,300円

用途材料名 分量(単位)備考
 鴨肉1羽(胸、腿、ささみ、手羽元)
■しゃぶ出汁400㏄ 
 どくだみ乾燥8g 
 8g 
■どくだみ茶餡水①100㏄ 
 どくだみ乾燥2g 
 水②12g 
 コーンスターチ6g 
■付け合わせ赤水菜50g5センチカット
 牛蒡150gささがき
 さつまいも100g1ミリスライス

【作り方】

①鴨肉を捌き各部位にわける(胸、腿、ささみ、手羽元)/※手羽元は骨から外す。
②各部位3ミリの厚さで幅広にスライス(3センチ×5センチ程度を目安に)

しゃぶしゃぶ出汁

③材料を全て鍋に入れ、中火で一度沸騰させる。
④沸騰したら火を止め、蓋をして2分蒸らす。
⑤蓋を外しザルで漉す。

どくだみ茶餡

⑥水①と、どくだみ乾燥でどくだみ茶を作成(※作り方は上記しゃぶしゃぶ出汁を参照)
⑦水②と、コーンスターチを合わせ水溶きコーンスターチを作成。
⑧どくだみ茶を沸騰させ、水溶きコーンスターチを少量ずつ加え濃度をつけて完成。

付け合わせ

⑨赤水菜は5センチ幅にカット。
⑩牛蒡は、ささがきにカットし、5分水にさらしてあく抜きをする。
⑪あく抜きをした牛蒡の水気を取り、サラダ油(分量外)でさっと炒め、塩(分量外)で味をととのえる。
⑫さつまいもを1ミリスライスにし、5分水にさらしてあく抜きをする。
⑬あく抜きしたさつまいもの水気を取り、160℃のサラダ油(分量外)でカリカリになるまで揚げてチップにし、塩(分量外)で味をととのえる。

鴨肉の火入れ

⑭しゃぶしゃぶ出汁を65℃まで温める。
⑮温まったら火を止め、肉を投入する。(※温度が下がりやすいので数回に分けて)
⑯胸とささみは10秒、腿と手羽元は20秒を目安に。

盛り付け

⑰牛蒡を土台にしゃぶしゃぶ肉を乗せ、どくだみ茶餡を肉全体にかける。
⑱赤水菜とさつまいもチップをきれいに乗せたら完成。

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