食でつながる日本の文化認定事業

ITADAKI FARM いただきいちご園 視察

令和5年11月28日の視察先「ITADAKI FARMいただきふぁーむ」を訪れました。ITADAKI FARMは、令和5年1月にいちご園としてオープンし、今ではジャンボ落花生やサツマイモの植え付けのほか、レンタル農園など幅広く手掛けていらっしゃいます。また、小郡産のワインを作るため、400本のぶどうの木の植え付けもされています。代表取締役社長の諸岡譲さんと、PRリーダーの吉田侑二さんの案内で、施設内の視察をさせていただきました。

まず向かったのは、ジャンボ落花生の畑です。訪れた時には、既に収穫が終わっていたのですが、ジャンボ落花生は塩ゆでして殻付きのまま冷凍保存されているそうです。

ジャンボ落花生の収穫後の畑(最終収穫は10/12)

サツマイモの畑に移動し、実際に土に触れ、芋ほり体験をしました。サツマイモが植えられている畝まで、自分の体重で足元が沈むフカフカの土の上を歩いていきました。

皆さん掘り出した大きな芋に思わず笑顔。とても楽しそうです。

手作りの焼き芋窯

次に向かったのは、いちごの栽培場所です。今シーズンより新設された高設栽培のハウスも見学させていただきました。腰丈に組まれた棚の上にいちごが並び、いちご狩りが楽にできるのが特徴です。車椅子でも体験可能な高さです。

いただきいちご園では、国内でも数少ないリフティング式の設備を導入されています。空中にいちごが浮かぶ吊下げ式の設備なので、見上げると頭上にいちごが見える不思議な空間です。

珍しい白いちご2品種を含め、10品種のいちごを栽培されています。今年は特に質が良く、甘味が乗った糖度の高いいちごができたそうです。

ITADAKI FARMでは、ご来場いただく皆様が「農」という自然を通じて、一日遊べる体験型のテーマパークを目指し、日々、新しいことに挑戦しているITADAKI FARMは、過去に吊り下がるいちごの下で、マルシェや市民吹奏楽団の演奏などイベントも開催されています。50,000㎡を超える農園には、農の新しいスタイルや可能性、そして夢が沢山つまっていました。

ITADAKI FARM小郡

【住所】小郡市井上656-3
【電話番号】080-8734-9912
【ホームページ】https://shop.ac-seed.co.jp/