かつて「七夕神社」から宝満川を挟む対岸に「牽牛社」が建立されていました。
牽牛と織女が天の川に隔てられ、年に一度7月7日の夜にだけ出会うという故事にちなんで、七夕神社の対になるものとして建立されたと思われます。西暦1200年~1300年の鎌倉時代の建立との説もあります。この牽牛社は、水害と周辺の圃場整備のため大正12年に稲吉地区にある「老松神社」に移され合祀。「老松神社」には、織女神と相思の仲の「犬飼神」の木像が祀られています。
普段、見ることはできませんが「犬飼神」は、高さ41cm、横幅24.5cmの彩色された人物像で、牛とともに立体的に彫られています。
【住所】 | 小郡市稲吉69 |
【アクセス】 | 西鉄大牟田線「小郡駅」 より徒歩30分 |
【TEL】 | 小郡市観光協会 0942-72-4008 |
【歴について】 | 小郡市文化財課 0942-75-7555 |